特殊な体験、その科学的根拠(物理学・脳神経医学)
もう40年以前になるが当方は特殊な体験をしている。当時自分に生じたことが何かを知りたくていろいろな本を読みあさった。ユング心理学がその点で助けとなった。河合隼雄著『ユング心理学入門』には大いに助けられた。そこで自分の経験したことはヌミノース体験として括られていた。
https://kankyodou.blog.ss-blog.jp/2022-11-27
それは自我を超越したもので、世界(地球)と自分とは等価であるという高揚感を伴った。文字通りの飛翔感もあった。後に、いろいろ読む中で、当方同様の体験をしている人たちのことを知った。ニーチェがそうであり、空海がそうである。
そうした中で最も近い感覚で読むことができたのはパウロの体験である。それは『聖書』の、コリント人への手紙 第二の12章の2~4節に記されている。そこでパウロは「第三の天」「パラダイス」に連れ去られた経験として述べている。
https://wol.jw.org/ja/wol/b/r7/lp-j/nwtsty/47/12#study=discover
それは様態において「体外離脱」といっていい。
その体外離脱体験についての物理学的根拠があるという。それにはリサ・ランドールという女性物理学者の宇宙観が関係している。
リサ・ランドール に関しては、宇宙飛行士の若田光一さんとの対談本やNHKで放映された番組をあげることができる。
5次元の物理学 - リサ・ランドール 日本のテレビでの若田浩一インタビュー (~2006)
https://www.youtube.com/watch?v=pesNtcCANqY
さらに、次のような本もある。
書籍タイトルにある「異次元」「ワープ」などと聞くとオカルトまがいと思う方もいるにちがいない。SF作家のアーサー・C・クラークは「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」といったそうである。実際のところ最先端の物理の世界はオカルトまがいと言えなくもない。
と、ここまで長々と前置きしたのは、「体外離脱(幽体離脱)」を科学的に説明しているオモシロイ記事を見出したのであるが、その掲載雑誌が『ムー』なのである。この名前をあげるなら、眉をひそめる方も少なくないにちがいないからである。
とはいえ、当方にとっては、自分の経験としてこれまでたいへん語りがたく思っていたものを科学的にしめす根拠ともなる記事なので、有難く思うわけである。そこには、もちろんリサ・ランドールへの言及がなされている。
とは言うもののやはり、該当特集記事の『怪奇現象の最新脳神経医学』というタイトルには、たいへん抵抗がある。当方にとって「体外離脱」は怪奇現象などではなく、自分の今を支える現実そのものであるのだ。それなくしては、神を知ることもなかったし信仰をもつこともなかったからである。
『ムー』の特集記事の冒頭プロローグには、以下の著作のある「これまで数多くの現場でスピリチュアルな体験を語る患者たちと向き合ってきた」脳神経内科医の駒ヶ嶺朋子医師も登場する。
総じて言えば『ムー』当該特集記事は、意識の不思議に科学的にアプローチするオモシロイ論考といえる。
https://kankyodou.blog.ss-blog.jp/2022-11-27
それは自我を超越したもので、世界(地球)と自分とは等価であるという高揚感を伴った。文字通りの飛翔感もあった。後に、いろいろ読む中で、当方同様の体験をしている人たちのことを知った。ニーチェがそうであり、空海がそうである。
そうした中で最も近い感覚で読むことができたのはパウロの体験である。それは『聖書』の、コリント人への手紙 第二の12章の2~4節に記されている。そこでパウロは「第三の天」「パラダイス」に連れ去られた経験として述べている。
https://wol.jw.org/ja/wol/b/r7/lp-j/nwtsty/47/12#study=discover
それは様態において「体外離脱」といっていい。
その体外離脱体験についての物理学的根拠があるという。それにはリサ・ランドールという女性物理学者の宇宙観が関係している。
リサ・ランドール に関しては、宇宙飛行士の若田光一さんとの対談本やNHKで放映された番組をあげることができる。
5次元の物理学 - リサ・ランドール 日本のテレビでの若田浩一インタビュー (~2006)
https://www.youtube.com/watch?v=pesNtcCANqY
さらに、次のような本もある。
書籍タイトルにある「異次元」「ワープ」などと聞くとオカルトまがいと思う方もいるにちがいない。SF作家のアーサー・C・クラークは「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」といったそうである。実際のところ最先端の物理の世界はオカルトまがいと言えなくもない。
と、ここまで長々と前置きしたのは、「体外離脱(幽体離脱)」を科学的に説明しているオモシロイ記事を見出したのであるが、その掲載雑誌が『ムー』なのである。この名前をあげるなら、眉をひそめる方も少なくないにちがいないからである。
とはいえ、当方にとっては、自分の経験としてこれまでたいへん語りがたく思っていたものを科学的にしめす根拠ともなる記事なので、有難く思うわけである。そこには、もちろんリサ・ランドールへの言及がなされている。
とは言うもののやはり、該当特集記事の『怪奇現象の最新脳神経医学』というタイトルには、たいへん抵抗がある。当方にとって「体外離脱」は怪奇現象などではなく、自分の今を支える現実そのものであるのだ。それなくしては、神を知ることもなかったし信仰をもつこともなかったからである。
『ムー』の特集記事の冒頭プロローグには、以下の著作のある「これまで数多くの現場でスピリチュアルな体験を語る患者たちと向き合ってきた」脳神経内科医の駒ヶ嶺朋子医師も登場する。
総じて言えば『ムー』当該特集記事は、意識の不思議に科学的にアプローチするオモシロイ論考といえる。