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きょうはぶらぶらやまあるき [詩のようなもの]

ほんじつはかぜもなく、

ほんわかあったかく、

のどかきわまりなく、

けっこうなおひよりで、

きんじょのやまをぶらぶらと

おがわのながれ、きらきらひかって、

うめもさくあり、さかぬあり、ことりがきていて

うぐいすかとおもえば、そんなうまくいくわけもなく

まあ、そんなもんでしょ、そんなもんでしょ、そんなもんですよと・・


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小保方お姉ちゃんのnature [詩のようなもの]

「理系女の星」とかなんとか、颯爽とエプロン姿で登場し、

うわあすげえ、ネイチャーに論文掲載されたんだってよ

おばあちゃんからもらったエプロンで実験してんだってさ

お姉ちゃんなのに、理研の主任なんだって・・


でも、ねえ・・

酢を入れたら、できた?

ホントカネエ。


エプロンといえば台所、

台所といえば 酢、

まな板タタイテ、tap

酢(su)にtap で 

それで、STAP細胞。


おらあ信じないね。いくら冗談が好きだって

と、思っていたら、

びっくり。


天下のネイチャーにコピペの論文。掲載した方も掲載した方。

ネイチャーの権威も理研の権威も地に落とした。

この功績は、ノーベル賞級。

とは言っても、イグの方。


小保方お姉ちゃんのnatureって実のところなんなんでしょ。

a natural at laboratory work と思ってたけど

ただの「目立ちたがり屋」っていうこと?

わっかりませんなあ。


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なだいなだ追悼 [詩のようなもの]

なだ いなだ

奇妙な ひびきだ

奇妙なのだが ことさら 調べずにきた

名前に負けず劣らず奇妙な人だったからか・・・


ペンネーム なだ いなだ

スペイン語  "nada y nada"

"ナニもなくて ナニもない" 


"ナニもなくて ナニもない" ところに なだいなだは 行く


なんだ なだいなだも なだいなだに 行くのだ

なだいなだも なだいなだへ


なんだか くやしい


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サッチャー死去 [詩のようなもの]


「鉄の女」が、死んだ。

「鉄の女」も、死んだ。


訃報を聞くと、

以前はそんなことなかったが、

だんだん、他人事でなくなってきた。

それだけ、コチラも年をとったということだが、


あの人もこの人も亡くなる話を聞くにつけ、

アッタリマエのはずのことではあるが、

「やっぱり人は死ぬんだ」、と思う。


じゃあ、今まで、そう思わなかったかというと、

そういうこともないわけだが、

それでも、自分のことではないように思っていたということなのだろう。


だけど、みんな死ぬ。確実に、死ぬ。一秒後のことはワカラナイ。

「鉄の女」や「鉄の男」で、あっても、なくても、いずれ必ず・・・


***********


以下は、慰めとなる聖書のことば

(コリント第一の書15章55,57節)


「死よ,お前の勝利はどこにあるのか。死よ,お前のとげはどこにあるのか」。

神に感謝すべきです。わたしたちの主イエス・キリストを通して勝利を与えてくださるからです!


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愛犬の夢を見た [詩のようなもの]

むかしのわかいころのように

むっちりころころおともをして

ひもにつながれて、かたわらにいる。

ひもは赤いひもで、これもむかしのまま。



おともなんていったって

こっちの意向なんて気にしない

まことにかってな犬で、それもそのまま。


What a dream I had …

〈エミリーエミリー〉が聞こえてきた。



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3・11 [詩のようなもの]

地震のあった朝。

「深夜便」のマイクロフォンは

「今日いちにちが良い日でありますように」と別れのあいさつをした。


地震のあったとき。

わたしは「FMクラシック」を聴いていた。


うららかな良い日であったように思う。


突如、地震速報の警報音が鳴り、アナウンスがはじまる。

冗談ではなく、本当に揺れだした。

日本の科学技術もまんざらではないような感想をもった。

(だが、気持ちの余裕はそこまで)


揺れはさらに大きくなり、

ディスプレーは踊り、電子レンジはもだえた。

どこまでおおきくなっていくものやら見通しが立たない揺れ。


揺れながら、震源地を推し量る。

茨城沖?新潟方面の大きな地震がつづいてきただけに、今度は茨城沖のように思えた。

それでも、そのとき、津波がともなうことまでは考えていなかった。
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まんげつのよるに [詩のようなもの]

おつきさまがつきもののようにつきまとうのにはちいさいころからふしぎでふしぎでしようがなくおもってきたのだけれどこんやまんげつをみておもいだしたのはそうだきりすとがなくなるよるもまんげつだったんだおつきさまがおはなししてくれることはまずしいせいねんからもきいているのだからこんやのおつきさまもそのおんなじおつきさまのはずなのだからきっときりすとのなくなるまえのよるのいろいろをみていたにちがいないのだからきっとみているのはたしかなのだからこんやはこちらがつきもののようにおつきさまにつきまとってどんなだかきいてやろう。


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イージス艦「あたご」をめぐって・・ [詩のようなもの]

昏くつめたい海に船が出ていく。

頭をふかぶかと下げる親族。

 

この燃料費高騰のおり

無償で出かけていくのだ。

魚を取りにでかけるわけではないのだ。

 

口にはださないが、

みなもうあきらめている。

海で生きてきた人たちなのだ。

 

昏くつめたい海に船が出ていく。

いったいなにをさがそうというのだ。 


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燈籠流し [詩のようなもの]

川はふたつの町をへだてていた。

数年にいちど、北の岸から燈籠が流された。

燈籠が流されると、南の岸の住人らも燈籠を見にやってきた。 川辺の人だかりは影となって北の町からたいへん小さく見えた。

 

ゆらゆらゆらめく淡いひかりが闇のなかをただよう。彩色のほどこされたひかりはうす紙をとおして淡いうえに、川面のちいさな揺れやうすい夜風にちらちらと火影をゆすった。

燈籠はいつまでも岸のちかくでうごかないものもあれば、岸からさっさとはなれてとおくなっていくものいろいろであった。


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彼岸に [詩のようなもの]

この時期、

思い浮かぶは

亡くなったものら

 

亡くなったものら

思い浮かべば、

それは

 

「彼岸」

 

 

(うまい時期にあわせたものだ。

 実は、 アチラがではなく、

 コチラが、アチラに向かうのだ。  )

 

 

陽光ながく、気温ヌクミ

戸外へ、カラダ誘われるごと

此岸から彼岸へ、われらの思いが・・

 

仏教奉じていずとも、アチラに向かう。


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初日(はつひ) [詩のようなもの]

アタマを も た げ る

で っ か い ヘビ。

 

もうナンカイ まわったことだろう。

もうイイカゲン つかれてもいいころだ。

 

タイキのソウは リンゴの皮。

皮 イチマイはがれたら ワレワレ生きてはイケナイ。

その皮をアタタメルこと ウン億年。

 

富士山 / 日の出 [ポスター] テをアワセル人も イルには イル。

ただし、アガルとき ばかり だ。

ア ガ ルとき ば か り ・・・

 

もうツカレテモ いいころだろうに

まだ つづけているよ。

 

トコロで、まわしているのは ダレ?


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どう葬送すべき(工専殺人事件から) [詩のようなもの]

男と女が、倒れている。

男も女も、死んでいる。

 

男が女を殺し

女が男を殺した

 

《時》を同じくして

 

理由・動機もわからず

 

情死のようであり

情死でないようでもある

 

本人も、身元もわからない

 

この二人、どう葬送すべきか

 

#山口・工専生殺害事件は、手配されていた同級生が自殺して、犯行の動機などわからなくなりました。

考えてみると、殺し殺されるということを一つの人間関係の在り方と考えるとコンナ密接な関係はないわけであって、意図的にソレを選び、しかも、合意のもとにソノヨウニできるのであれば、ソレ以上深い人間の関係の在り方は皆無といえるように思います。

近松モノの情死の世界には意図的に死を選びとった男女の交情の世界が織り成されているようですが、(倫理的な良し悪しは別にしても)情死(心中)は、「男女の美学」として日本人の心に訴えかけてくるものであり、ソレを好んで受け入れる要素が多々われわれにあるのかもしれません。

工専殺人事件の場合、男は、女をあとにし、逃走して山林で自殺したということですが・・・なにか、わたしはウラミというより《愛の破綻》のようなものを感じとったのです。

そのようなことを思ううちに以上のような「詩のようなモノ?」ができました。

わたしの中で、なにかの想念が蠢いているもようです。心中への招待状―華麗なる恋愛死の世界 曽根崎心中・冥途の飛脚 他五篇


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戦争の思い出(間接的な) [詩のようなもの]

昭和40年ころダッタカ

祖母と川崎大師に初詣。

(晴れていたのをおぼえている)

 

ヒトゴミの流れスゴイなか、

白いガウンの「ショウイぐんじん」さん

アタマも白い帽子で覆い

アコーディオンひいたり、ハーモニカ吹いたり 

5、6人並んだ白ずくめの前には、箱が置かれ ていた。

 

箱に入れるようにと

祖母にお金をにぎらされたチビは

枝のようにウデ伸ばして50円硬貨を、箱に落とした。

 

おじさんたちは、足が無かったり、手が無かったりで、ちょっとコワカッタ。 

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ゾウのタマオ(急逝の報に接して) [詩のようなもの]

アフリカのドコから来たんだ

巨体をちいさなトコロに押し込められ

35年ものあいだとじこめられ

 

子どもやオトナやハトやなにやらの注視にさらされ

おだやかにしていたオマエはよくできたゾウだった

 

ただノウノウとながいはなを動かしてみせればソレでよかった。

みんなオマエのことが大好きだった。

 

(ぼくは君を見ていない。

見ていないが、君をとおいムカシから知っているような気がする。

アフリカのサバンナのバオバブのハヤシのなかをのっそり歩き

母親や兄弟たちと鼻を巻き上げてじゃれあったりしているのを

ぼくは見たような気がする。)

 

倒れているのを発見されたんだって

開園時間に、お客の前で

巨体を横たえたオマエの目には青い空が映ったろうか

 

台風一過の青空の下

日本のちいさな動物園の

真夏の蒸した熱気のなかで

オマエは、しずかに息を引き取った

 

「ごくろうさま・・

・・ありがとう」

一度も会ったことないのだけれど

ぼくは言いたい


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あわ穂 [詩のようなもの]

手入れする人を失った

さびしい畑に

 

景気づけの

種を撒いた

 

(種というのは小鳥の餌)

 

いつのまにか

種は、芽吹き・・

 

いつのまにか

種は、穂を出し・・

 

いま小鳥の餌が実っている


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