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最近ビックリしたこと(韓国慰安婦問題に関して) [政治・雑感なぞ]

従軍慰安婦問題のことを、当方はよく知らない。「強制したのではなく、高額の報酬で雇ったのだ・・」などいろいろの情報がある。当方は、「慰安所」なるところにいた女性たちは、強制されたものもいれば、雇い入れられたものもいたりの混在状態であったのだろうように、勝手に思っているのだが、いずれにしろ、その件で最近ビックリしたことがある。

首相は、韓国・慰安婦問題は解決済みである。韓国新政権の主張は、国際的に受け入れられるものではない。「最終的かつ不可逆的」に云々(デンデンではなくウンヌン)と繰り返し言っているので、てっきり、日韓間で条約が締結され、外務大臣による署名調印等がなされているものと思っていたのだが、実はそうではナイという。

孫崎享氏/評論家、元外務省国際情報局長が書いているのでホントウなのだろう。ビックリ仰天である。

公式文書すらない日韓合意、韓国の見直しを非難する安倍首相のほうが異常で非常識 (「ビジネスジャーナル」記事から)
http://biz-journal.jp/2018/01/post_22002_3.html

また、条約でもない単なる合意で巨額の支出(10億円)がなされたこと、これまたビックリである。口約束で、相手の履行も確認せぬうちからカネを出す商売人がいるだろうか。開いた口がふさがらないレベルに思える。


ここのところ『毎日新聞』では、「公文書クライシス」という記事が特集連載されている。どうも、日本人の公文書感覚というのは異常であるようだ。

もっとも、亡くなった小室直樹氏に(又、山本七平氏に)言わせれば、「日本教」から出ていると言うにちがいない。「なにを驚く必要がある。日本教からいけば異常であって当然である」と。

要するに、「日本教」とは、ご都合主義ということだ。法令のようなものであっても、自分の都合のイイように、その都度解釈して、ものごとを行なう(あるいは、行わない)。それが、国家レベルでなされもする・・・ということだ。

頭で理解していても、やはり、ビックリすることはある。交通事故の可能性が指摘されていても、いざ自分が巻き込まれれば、気が動転するではないか。慰安婦の件、その全容、歴史的事実関係など、よく知らないのであるが、孫崎氏の指摘どおりであるとすれば、やはりビックリしていいように思う。


日本も韓国も、民意より 「国意尊重」
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-12-30

従軍慰安婦は、「強制連行」でなければ「任意同行」で??(富山連続婦女暴行冤罪事件から)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-10-22

戦後70年談話、アチコチから注文をつけられ、政府もタイヘン
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2015-05-12


小室直樹 - 宗教 「日本教」
「ユーチューブ」から
https://www.youtube.com/watch?v=xEyEUAvbUbo


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