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3・11 [詩のようなもの]

地震のあった朝。

「深夜便」のマイクロフォンは

「今日いちにちが良い日でありますように」と別れのあいさつをした。


地震のあったとき。

わたしは「FMクラシック」を聴いていた。


うららかな良い日であったように思う。


突如、地震速報の警報音が鳴り、アナウンスがはじまる。

冗談ではなく、本当に揺れだした。

日本の科学技術もまんざらではないような感想をもった。

(だが、気持ちの余裕はそこまで)


揺れはさらに大きくなり、

ディスプレーは踊り、電子レンジはもだえた。

どこまでおおきくなっていくものやら見通しが立たない揺れ。


揺れながら、震源地を推し量る。

茨城沖?新潟方面の大きな地震がつづいてきただけに、今度は茨城沖のように思えた。

それでも、そのとき、津波がともなうことまでは考えていなかった。
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